旧車のドレスアップに使える!ホイールの選び方について解説

旧車のドレスアップに使える!ホイールの選び方について解説

大事な旧車のドレスアップを考えている方もいらっしゃるでしょう。そこで重要なのが、ホイールと車体の組み合わせです。サイズやデザインなどを比べ、理想のホイールセットを見つける必要があります。センスが物を言うポイントですが、ポイントを押さえれば自分だけのおしゃれができます。

今回は旧車のドレスアップを目的としたホイール選びに迷う方のために、適切な決め方をまとめました。こちらを参考にすれば、旧車のカスタマイズのヒントを得られます。

旧車のホイールの選び方

旧車のためにホイールを選ぶときはサイズや素材、ブランド、予算をもとに決めましょう。以上をバランスよく考えれば、理想のセットを見つけられます。選び方について、以下で詳しく見ていきましょう。

サイズで選ぶ

旧車のホイール選びでは、最初にサイズをチェックしてください。車には必ず純正のホイールサイズがあります。そこから外れたものを選ぶと、装着できずにお金の無駄になってしまいます。旧車にはメンテナンスなどのお金もかかるので、パーツの選び間違いは避けたいところです。

ホイールによっては、装着できてもフェンダーからはみ出すことがあります。そうなると不格好になったり、走行中に脱落したりするかもしれません。そのためしっかりはまるか事前に確かめてください。

以上を踏まえて、純正サイズを参考に希望のインチ数を決めましょう。安全面を考慮し、適合するかを確かめてから購入を決めましょう。

素材で選ぶ

次に注目すべきポイントは素材です。ホイールの素材によって、耐久性やデザイン性が異なります。見た目だけでなく、手入れのしやすさからも素材を決めましょう。愛車に似合うだけでなく、扱いやすさからも判断してください。

旧車のホイール素材の定番に、スチールが挙げられます。耐久性に優れており、一昔前は多くの車種に採用されていました。ほかにもアルミやマグネシウム、カーボンなどが見られます。旧車の新しい魅力を引き出すため、純正と違う素材をつけてもよいでしょう。サイズだけでなく素材も絞れば、理想の種類を選びやすくなります。

ブランドで選ぶ

ホイールのブランドから候補を絞るのもよいでしょう。主要ブランドにはBBSやRAYS、WORK、ENKEIなどがあります。どれも自動車業界においてホイールの販売実績があり、信頼性を見込めるでしょう。迷ったときは、信頼性の高いブランドから好みを判断してください。

たとえばBBSは高剛性かつ軽量の3ピースアルミホイールが強みです。RAYSはレーシングカーのノウハウをホイール開発に生かしているので、走りにこだわる方におすすめといえます。

以上のとおり、ブランドごとにホイールの特色が分かれているのです。迷ったときはブランドを絞り、そこから愛車に合う種類を見つけてください。

予算で選ぶ

最後のポイントは予算です。ここではホイールだけでなく、タイヤの値段もセットで考えましょう。

タイヤはサイズごとに値段差がついています。一方でホイールは、タイヤ以上に値段差がつくことがあるので、予算の範囲内で慎重に組み合わせを考えてください。

ホイールの値段差がつきやすい要因として、デザイン性の違いが挙げられます。製造方法は鋳造と鍛造の2通りで、鍛造の方が工数が多く、高額になりやすいのです。また1ピースから3ピースまでの3種類の構造があり、数字が大きいほど価格が高い傾向といえます。ホイールのデザイン次第で価格が異なるうえ、タイヤとの組み合わせも考えなければなりません。

以上を踏まえながら慎重に予算を決め、その範囲内で理想の種類を選んでください。

ホイールは旧車のモデルに応じて選び分けよう

旧車には最近のクルマにはない個性があるので、ホイール選びでもそれを意識してください。モデルに応じた選び分けがドレスアップに欠かせません。基本的には小径の方がかっこよく仕上げられますが、適合表を調べておき、購入予定のインチ数は許容範囲内で決めましょう。また旧車に合わせてデザインも見極めてください。ホイールを旧車と合わせる方法について、以下を解説します。

基本的には小径ホイールがおすすめ

旧車に対しては基本的に小径ホイールを使うと、車体の個性を引き立てられます。

過去の自動車市場において、純正は13~14インチが相場でした。最近ではクーペ車両に対しても、16~17インチのように大きめのサイズを使うことがあります。テクノロジーの発展により、車体が大型化の傾向を示しているからです。しかし旧車に対して大きめを装着すると、不格好に見えるかもしれません。

旧車のユーザーは、オリジナルのイメージを踏まえてドレスアップをすることがあります。新車市場での活躍当時と似たセットアップにより、そのときの雰囲気を感じられるからです。これがカーマニアにとってのロマンになります。以上から旧車の個性を尊重するには、小径ホイールから似合うものを探してみましょう。

適合表を参考に正しいサイズを決めよう

旧車のためにホイールを選ぶときは、事前に適合表を確かめてください。車種によって、対応できるサイズは限られています。たとえば純正が14インチである旧車に、17インチを装着すると不格好に見えるかもしれません。また、そもそも装着できないリスクにも注意しましょう。

適合表を見ないでホイールを買うと、ボディに干渉するおそれがあります。自動車やホイールのメーカーが出す適合表から、推奨されるサイズを知っておきましょう。失敗を避けるには、純正から前後1インチ以内から選ぶのがおすすめです。

小径ホイールでかっこよく見せたい場合でも、純正から1インチ下げるぐらいなら、失敗のリスクを抑えつつ理想のドレスアップにつなげられます。適合表による事前チェックで、旧車に合うホイールサイズを確かめてから、目当ての種類を決めてください。

デザインにも気を配ろう

旧車へのホイール選びでは、デザインにも気を配ってください。素材やカラー、構造などをバランスよく確かめ、旧車に合いそうなものを確かめましょう。自分の車種を画像で検索し、よく使われているホイールを調べるのもおすすめです。前例を参考にすることで、ドレスアップのヒントを得られます。

そこで重要なのが、旧車に合いそうなホイールの特徴のメモです。少なくともインチ数やメーカー、スポークなどを記してください。装着によるメリットまで知っておけば、選ぶべきものがわかります。旧車に合うホイールの特徴をメモしながら、目当てを決めてください。

ホイールの取りつけは業者依頼がおすすめ

ホイールの装着は、業者に依頼することがおすすめです。自分で作業をする場合は専用の道具に加え、自動車整備に関する専門知識を求められます。失敗すると走行時に脱落したり、装着時の事故が起きたりするおそれがあります。付け替えには複雑な作業や、安全対策が必要です。

業者に依頼すると、買ったばかりのホイールを安心してつけられます。付け替えではジャッキアップやレンチといった専門工具を要するほか、慎重な作業が大切です。信頼できる業者には専門知識があるので、充分な安全対策のもとで作業を進めます。以上から業者にホイール装着を頼めば、ドレスアップをめぐるトラブルの可能性を低くできます。

まとめ

旧車のドレスアップには、ホイールが重要です。サイズや素材、ブランドなどを基準にしながら、理想の種類を決めてください。ホイールのデザインが、旧車に合うかを慎重に確かめましょう。旧車のカスタマイズの成功には、これらの取り組みが大切です。

「川西自動車整備工場」では、旧車のドレスアップに関する相談を受け付け中です。愛車に合うホイールについても、入念にアドバイスいたします。気になることがあれば、公式サイトへお問い合わせください。

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