旧車をカスタムするコツは?要点や注意点について詳しく解説!

旧車をカスタムするコツは?要点や注意点について詳しく解説!

旧車のオーナーの中には、カスタムを考える方もいらっしゃるでしょう。新しいパーツをつけることで、それまでなかった魅力を引き出せるからです。ポイントや注意点を守りながらカスタムすれば、こだわりのカーライフを楽しめます。

今回は旧車に初めてのカスタムをしたい方へ、その要点や注意点をまとめました。おしゃれな旧車を楽しみたいという方は、ぜひチェックしてくださいね。

旧車のカスタムで自分好みに仕上げてみよう

旧車にカスタムを施せば、自分好みに仕上げられます。自動車業界では旧車パーツが流通しているので、それを活用してください。純正品から社外品まで幅広いラインナップなので、そこから適切なものを選びましょう。以上によって、理想のカスタムを実現できます。

たとえば旧車の展示イベントでは、オリジナルのエアロパーツを装着した60~70年代のスポーツカーが登場することがあります。旧車とパーツの組み合わせ次第で、現代のレーシングカーのようにアグレッシブな印象を受けるでしょう。またはスタイリッシュな見た目により、旧車のコミュニティと楽しみを共有できるかもしれません。カスタムによって自身のカーライフが楽しくなるだけでなく、コミュニティでの話題にもなります。

旧車のカスタムのポイント4つ

旧車のカスタムをするときは、先行事例を参考にしましょう。車の価値を守るため、なるべくオリジナルのデザインをキープしてください。パフォーマンスの向上を見込めるパーツも見逃せません。ほかにもパーツの色次第で、新しいおしゃれを引き出せます。カスタムのコツについて、以下で4つ見ていきましょう。

同じ車種のカスタム事例を参考にする

旧車をカスタムするときは、同じ車種の先行事例を確かめましょう。自身と同じ車種や年式を画像検索すれば、カスタム事例を調べられます。ほかにもSNS検索で、先行事例を確かめられるでしょう。複数の事例を参考にすれば、正しい方法を学べます。パーツの交換経験がない方は、ほかの人のパターンから勉強してみましょう。

カスタムできるパーツは、エクステリアならホイール、エアロ、マフラーなどがあります。インテリアではシートやインパネ、ハンドル、レバーなどをこだわりのデザインに替えられます。さまざまなカスタム事例を学び、自分ならどうするか考えてください。カスタムの失敗を避けるには、先行事例を参考にしてください。自分と同じ車種を検索すれば、おしゃれな車を学べます。

オリジナルデザインはなるべくキープ

旧車のカスタムを考えるときは、なるべくオリジナルデザインをキープしてください。車を手放すまでの価値を守るためです。

人によっては新しい車に乗り換えるため、旧車を売るかもしれません。一方で自動車市場では、オリジナルデザインを尊重する購買層がいます。フルレストアを受けた車より、多少状態が劣ってもオリジナルを尊重する考えもあるほどです。社外パーツをつけすぎると、そうした購買層から敬遠され、売却額が落ちるかもしれません。

そこでカスタムをするときは、社外パーツが多すぎない形がおすすめです。多く使っておしゃれにする方もいますが、オリジナルの外観が損なわれて買取価格が下がるかもしれません。一方で純正品は車の原型を大きく崩さないので、好かれやすいといえます。以上を踏まえると、旧車の原型を残しながらのカスタムがおすすめです。

パフォーマンスを上げるパーツに注目

旧車の走りにこだわるなら、パフォーマンスを上げるパーツに注目してください。パーツ次第で従来より高い走行性能を引き出せるからです。主にコントロール性能や安全性能の向上を考えましょう。自分だけの乗り心地を手に入れるため、丁寧にパーツを選んでください。

たとえばスポイラーやウイングのようなエアロパーツを装着すれば、レーシングカーのようにかっこよくできます。操縦安定性も上がり、走りがいを見出せるでしょう。ほかにも車高調を使えば車高を下げ、高速走行時の安定性を期待できます。以上を参考にしながら、パフォーマンスの向上を目指してください。

個性的なカラーでドレスアップしよう

旧車のカスタムでは、個性的なカラーでのドレスアップもおすすめです。新しい色のパーツを取り入れれば、車の印象が変わります。エアロやバンパー、ホイール、シートなどのいずれかから、カラーチェンジを試してください。うまくいけば自分だけのおしゃれを楽しめます。

車のカスタムでカラーにこだわるなら、差し色を意識してください。ファッションでも差し色は効果的なアクセントになり、周囲からの印象が変わります。車の印象も配色次第で変わるので、アクセントとなる色を考えてください。たとえば白い車体に黒いホイールを合わせるなど、色同士の相性を尊重しましょう。個性的な色のパーツで、ドレスアップ効果を期待できます。

旧車のカスタムにおける注意点3つ

旧車のカスタムではさまざまな注意点があります。社外パーツを使うと、売却時の価値が下がるかもしれないので、つけすぎに気をつけてください。またパーツに使い慣れないうちは、プロの協力を得ましょう。違法改造をすると車検に通らない点にも要注意です。カスタムで気をつけることを、以下で3つ紹介します。

社外パーツは売却時の価値を下げるおそれ

旧車のカスタムで社外パーツを使うと、売却時の価値が下がるかもしれません。旧車市場では、オリジナルの状態が守られたものが、需要を見込めるからです。ここで求められるイメージは、全盛期に市販車として活躍した姿です。社外パーツは独自のおしゃれを生み出せますが、つけすぎるとかえって魅力を損なうかもしれません。

どうしても社外パーツを使う場合は、2~3点までにとどめましょう。売却時に外せば、オリジナルデザインに戻せます。新しい車に乗り換えるために、旧車を売るときがあるかもしれません。以上を考えると、社外パーツをつけすぎず、なるべくオリジナルの状態を残しましょう。

パーツ装着時はプロの協力を受けよう

旧車のカスタムでは、パーツの使い方についてプロからのアドバイスを受けましょう。パーツによってはDIYでの装着も可能ですが、扱い方を間違えると壊すかもしれません。慣れないうちはプロからのアドバイスを受け、可能なら装着をまかせましょう。以上によってカスタムを安全に進められます。

たとえばエアロパーツは、製品ごとに誤差があるため加工を要します。加工にはプラスドライバーやマスキングテープ、車用のジャッキなどが必要です。準備や作業が難しい場合は、整備工場スタッフのように車に扱い慣れたプロに依頼してください。同時に活用方法についてアドバイスを受けましょう。安全な形でカスタムを済ませるには、プロのサポートが欠かせません。

違法改造は避けること

旧車のカスタムでは、違法改造にならないように気をつけてください。違法改造をすると罰則が適用されたり、車検に通らなかったりします。旧車のカスタムでも、ルールに反しては無意味です。カスタムに関するルールで不安があれば、それに詳しい方に相談しましょう。

エアロパーツやホイールなど、保安基準を有する部品があります。社会における環境保全や、ドライバーや通行人の安全確保などが目的です。以上の背景から道路運送車両法上で保安基準が決まっています。これに違反して、罰則を受けるケースがあるのです。知らず知らずのうちに違法改造をしないため、プロのアドバイスやルールを守りましょう。

まとめ

旧車のカスタムでは、ほかの人の事例を参考にしてください。パフォーマンスやドレスアップを意識しながら、適切な方法を探りましょう。また違法改造や装着失敗などがないように、プロからのアドバイスや協力を受けてください。以上を心がければ、安心して旧車のカスタムを進められます。

「川西自動車整備工場」では「旧車のカワニシ」の名前で、旧車のドレスアップに関する相談を受付中です。幅広い世代の旧車に精通しており、車種に合わせて的確なアドバイスをお送りします。エアロやホイール、シートなどあらゆる部位のカスタマイズにご協力できます。ドレスアップの提案も積極的に行うので、気になることがあればご相談ください。

  • Line
  • Facebook
ページ上部へ