旧車の高額買取のポイントは?査定準備や注意点などについて解説!

旧車の高額買取のポイントは?査定準備や注意点などについて解説!

旧車を売りたいと考えていませんか?その場合は査定の準備方法や注意点を守り、少しでも高く売れるように備えましょう。旧車の状態や特徴次第で、想定より高く売れるかもしれません。適切な準備によってスムーズに交渉でき、納得できる売却額になるでしょう。

今回は旧車売却を検討中で、買取の経験がない方のために、適切な査定準備や注意点をまとめました。記事の後半では高額査定のヒントとして、高値がつきやすい旧車の特徴を紹介しています。こちらを読めば高額買取に必要な知識を得られるでしょう。

旧車の買取時の注意点4つ

旧車を買い取ってもらうときは状態を調べておき、正確な情報を業者へ申告しましょう。売却前の見積もりから、売るべきか検討してください。また買取時は必要書類を揃えましょう。旧車を売るときの注意点を、以下で4つ紹介します。

事前に旧車の状態をチェック

旧車に限らず車を売るときは、事前に状態をチェックしてください。メンテナンスが行き届いた車は、高額査定の可能性が上がるからです。一方で特定部分の劣化が目立つと、それだけで査定額が下がります。ダメージや劣化、汚れがひどすぎると買取不可もあるでしょう。

そこで注意しておきたいのは、売却前の手入れです。外装だけでなく内装の掃除を丁寧にしてください。愛車と別れる前に感謝の気持ちを込め、清潔な状態にしましょう。きれいな車を買取業者へ持ち込めば、印象がよくなって査定額が上がるかもしれません。旧車を買い取ってもらうには、事前に状態を調べておき、自力で対処できる汚れはすべてきれいにしましょう。

車の正確な情報を業者に伝える

買取査定前は、車の状態を業者へ正確に伝えてください。充分量の情報を伝えれば、業者も査定をしやすくなり、車の持ち主にとっては納得のいく結果を得られます。旧車によってはエンジントラブルや、シート破れなどの劣化もあるでしょう。しかし都合のよい情報だけでなく、悪い情報も正直に伝えてください。とくに欠陥を伝えないまま売ると、売却後にトラブルのおそれがあるので、車の情報はありのままに知らせましょう。

主に伝えるべき情報は車種や年式、グレード、オプションパーツ、走行距離です。修理歴や劣化部分があれば、それらも正直に伝えてください。自動車の取引では、正確な情報を知らせたうえで、買取を成立させましょう。

売却前に見積もりを取る

旧車を売るときは、見積もりを取りましょう。これは業者が査定終了後に提示する金額です。車の買取では業者が見積書を作り、査定金額だけでなく評価内容を盛り込みます。査定額だけでなくその理由も調べながら、納得いく条件で売れるか確かめてください。

業者から見積書を受け取ったら、その内容の正確性を調べましょう。メーカーや車種、年式、車体番号、型式といった基本情報は最低限見てください。必要に応じて、査定額の内訳やその理由を質問し、業者から説明を受けましょう。ここまで踏まえたうえで、売却可能か判断してください。

旧車は一般的な車と事情が異なるので、慎重に見積もりを確認してください。情報の正確性を調べ、わからないことは業者から聞き出すなどして、内容を精査しましょう。以上を踏まえて売却を決断してください。

買取時は必要書類を準備する

見積もりに納得して車を売るときは、主に以下の必要書類を準備しましょう。

  • 車検証
  • 自賠責保険証
  • 譲渡証
  • 委任状
  • 印鑑証明書(場合により2通必要)
  • 納税証明書(クレジットカードで納税の場合は、運輸支局等での確認があれば不要)
  • 申請依頼書(軽自動車の場合)

以上のうちどれかひとつでも欠けると、売却が進まない可能性があります。

たとえば車検証を紛失したら、所轄の運輸支局や陸運局などで再交付を受けなければなりません。自賠責保険証も運転時に携帯する義務があるため、紛失したら保険会社の指示のもと、再交付の手続きを済ませてください。以上に限らず旧車の売却では、必要な書類をひととおり揃えましょう。

旧車を高額買取してもらうコツ2つ

旧車の高額買取を目指すなら、相場より少し高いぐらいを狙いましょう。業者からの印象がよくなるように、日ごろからの手入れも大切です。ここでは旧車の高額買取のコツを2つ紹介します。

相場より少し高いぐらいを目指そう

旧車の買取では、相場より少し高いぐらいを狙いましょう。一般的に購入価格より買取価格の方が安くなります。この背景から、あまりに高い買取額を交渉すると、業者からの印象が悪くなり、買取不成立になるかもしれません。旧車の車種やグレードなどから相場を調べておき、それより少しだけ高い金額を目指してください。

たとえばインターネットでは、旧車買取の口コミがあるので、自分と同じ車種なら参考にできます。また買取相場や査定価格のデータベースもあるので、こちらをもとにしてもよいでしょう。以上から売りたい旧車の相場を調べつつ、それより少し高い価格を狙ってください。

日ごろから手入れをしておこう

旧車を少しでも高く売るなら、日ごろから手入れをしてください。定期的なメンテナンスによって、状態を良好に保てます。旧車に限らず、車には故障や経年劣化がつきものです。古い車だと製造から数十年経過していることもあり、壊れないように慎重なメンテナンスを求められます。

そこで大切なのは車内の清掃や、定期的な消耗品の交換です。車の外側だけでなく、車内まできれいにするだけで、査定額がアップするかもしれません。またエンジンオイルやバッテリー、タイヤなども定期的に交換してください。ひとつのパーツを長い間使い続けると、劣化が進みやすくなり、車全体のコンディションに影響が及びます。以上も踏まえ、旧車の状態を保つには、定期的に手入れをしましょう。この積み重ねが、高額査定に結びつくこともあります。

高額買取になりやすい旧車の特徴2つ

旧車を高く売るヒントとして、高額買取になりやすい特徴を挙げました。近年はネオクラシックカーの需要が高く、この世代は高く売れるかもしれません。ほかにもオリジナルデザインによる高評価も見られます。高く売れる旧車の特徴を、以下で2つ確かめてください。

近年はネオクラシックカーに注目

近年はネオクラシックカーの需要が高まっています。主に1980年代後半から90年代前半に生産された車が対象です。とくに国産のネオクラシックカーは、近年のコレクターから注目を集めています。

またアメリカの25年ルールも、ネオクラシックカーの高騰に関わっています。同国では右ハンドル車の輸入が原則認められませんが、製造から25年経過した車は輸入できるからです。そのためネオクラシックカーのアメリカへの輸出が増え、国内での希少価値につながっています。製造から25年前後の車は、状態のよさや輸出のしやすさなどから、高額査定を受けるかもしれません。

オリジナルデザインは高額査定の可能性がある

旧車はオリジナルデザインだと高額査定に結びつくかもしれません。社外パーツでのカスタマイズも見られますが、買取市場では原型を保っている方が需要を見込めます。一部の旧車ファンは、当時のカタログや画像などから、オリジナルのスタイルを好むからです。以上からオリジナルに近い形だと、需要の見込みから高額査定がつきやすいといえます。

旧車の売却時に、状態を少しでもよくしようと補修をする方もいます。そのときもオリジナルに近い状態で直してください。社外パーツをつけると好みが分かれ、査定額に影響が及ぶからです。以上から旧車を売るときは、オリジナルデザインに近い状態で業者に持ち込んでください。

まとめ

旧車を売るときは一定の注意を払いつつ、適切な準備を進めましょう。売却前は業者に正確な情報を伝え、見積書を精査のうえで売るべきか判断してください。日ごろからの手入れを欠かさず、なるべく状態をよくしたうえで、相場より少し高いぐらいの査定を目指しましょう。以上を心がければ、納得できる結果を得られるかもしれません。

「川西自動車整備工場」は「旧車のカワニシ」として旧車買取に対応しています。旧車に関するノウハウを熟知しているため車検切れや事故車、不動車に関するご相談も受付中です。旧車専門店であるため、車種によっては高額査定も期待できます。奈良県にお住まいで旧車売却を検討中なら、ぜひ当社公式サイトへお問い合わせください。

  • Line
  • Facebook
ページ上部へ